2021年2月26日金曜日

生徒会からの要望にこたえ、中庭前の大型掲示板を寄贈

2021年1月25日、生徒会よりPTAに対して要望書が寄せられました。要望の内容は、①生徒会ボックスの窓と床の修繕、②中庭前の掲示板の張替え、③中庭の草刈り――の3点でした。


例年、生徒会執行部とPTA本部とで懇談をおこなってきましたが、今年度はコロナの影響により対面式での懇談は断念しました。代わりに、生徒会から要望を書面にて寄せてもらいました。



PTA本部・運営委員で検討した結果、②についてPTA予算より支出することにしました。掲示板は、部活動宣伝や文化祭の企画募集などのため生徒たちも良くつかっているということです。他の要望についても、何らかの形で対応できるよう検討します。

2月9日、PTA会長が生徒会長と電話であいさつを交わし、上記の点について伝えました。生徒会長から「ありがとうございます。コロナが収まって会える機会を楽しみにしています」との言葉をもらいました。PTA会長からは「コロナ禍の中でも、生徒会のみなさんは目安箱を設置し生徒の皆さんの意見を集めようと努力をされたと知りました。大変立派なことだと思います。ぜひ今後もがんばってください」と励ましの言葉を伝えました。

なお、今回の要望についてはいずれも、本来は学校予算にて対応していただくべきものです。PTAとしては学校とも連携し、学校予算の増額を関係機関にいっそう求めていきます。会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

一方、卒業生保護者会員が記念品として、中庭前掲示板をもう1台寄贈しました(2枚目の写真のむかって左側)。結果としてすべての掲示板が新調されました。

2021年2月9日火曜日

1/14 本年度第6回運営委員会を開催しました。

  2021年1月14日、2020年度第6回運営委員会をオンラインにて開催しました。直前に京都府に対し緊急事態宣言が発出される中での会議でした。今年度PTA活動の振り返りをおこなうとともに、コロナ禍の中の学校について気になることなどを出し合いました。出席予定だった校長先生は急きょ、学校対応に当たられましたので、欠席となりました。保護者の発言要旨は以下のとおりです。学校運営に少しでも活かしていただくため、校長先生に後日、発言要旨は伝えました。


<発言要旨>

●2年生保護者

・PTAのLINEグループについて、今は本部のLINEグループと本部+委員長LINEグループの2つあり、さらに副委員長さんには委員長より個別に連絡している。これらを一つのLINEグループにしたほうが、より意見が広がったりするのではないか。

・今年度、PTAのホームページができたのは良かったと思う。どう活かすか。


●3年生保護者

・何がなんだかわからないまま、1年終わろうとしている感じがする。PTA活動も3年生になってからの参加だったが、何もしないまま終わりそうで残念に思う。寂しい感じしている。

・3年生は学校に来ていない生徒も多い。進路が決まっている場合などは来ないようだ。我が子も進路が決まっているが、登校したところ「決まっているのに来て偉いね」と先生から言われたとか。


●2年生保護者

・子どもの様子をみて、授業の進み方が早すぎるのではないかと感じる。臨時休校明けすぐに「いよいよ受験だ」と強調もされているようだ。研修旅行も行けなくなった。モチベーションをどう上げるかが難しい。コロナに関するニュースを見ていると、「微分」とか「PCR」とか学校で習う用語も出てくる。いま起こっていることと合わせて学べるような工夫はできないのか。受験だけではない広い意味での学びをできる学校であってほしい。学校を休みがちな子どもがクラスに少なくないとも聞いている。


●1年生保護者

・我が子は体育会系の部に入り、朝練にも行き、帰宅も遅いが、楽しそうにしている。それは良かった。授業についていけているかは分からない。学校でいま何が起こっているのかもよく分からないが、PTAの会議に参加して、みなさんの今の感じが見えて、みなさん同じような悩みをもっているのだと分かって、安心している。


●2年生保護者

・コロナの影響でさまざまなことが中止・延期になった。それ以上何もしなくてもよいという意見もあった。しかし将来にむけてがんばっていかなければならないということでPTAとして動き、学校とも話し合うなかで、動き始めていると思う。

・PTAのオンライン会議が出来たのはよかった。学校に行く機会が少なかったことや、PTAの活動ができなかったのは残念。校長先生がPTAのオンライン会議に参加してくれ、お互いに意見を交換することができた。PTAと学校の協力を強化できたと思う。

・コロナ対策は長期になる。生徒が希望すれば自宅から授業に参加できるようにするなど、対策を求めてつづけていければと思う。PTAのメンバーの募集もしたい。学校とPTAの協力を強め、生徒の支えになれればと考えている。


●2年生保護者

・1年生のときはPTAで運動会や文化祭の手伝いをした。2年生になり新型コロナウイルス感染拡大が始まった。ここまで長引くと思っていなかった。子どもたちがとにかく学校に通えるような環境を整えてあげたいと第一に思う。休校中、長期にわたり自習だけの期間があった。はっきりとは言わないが、子どもも不安を抱えていたと思う。親が何をしたらいいのか答えは分からないが、学校からの要望とかがあればお手伝いをしたりしたいと思う。


●3年生保護者

・PTA3年目でぜひ何かしようと思っていたが、感染拡大により難しくなった。子どもたちのことが一番であり、それを支える先生と保護者とでどういうつながりを持てばよいのか。PTAとして次の4月からはこれまでの経験を生かして新しいことに取り組んでほしい。行事ができないなど、子どもたちにはかわいそうな思いをさせた。新しいやり方をみんなでつくっていけたらと思う。

・コロナで「格差」があらわれたと思う。たとえば、家庭にネット環境がある子どもとそうでない子どももあったと思う。そこに“業者”が入ってきて、教育が市場原理に委ねられてしまったりすることを懸念している。そういうことにも対抗できるような学校であってほしい。生徒と先生と保護者とで紫野高校としてできることがあると思う。そうしたことも考えられるPTAであってほしい。


●1年生保護者

・新型コロナウイルスのため、わけがわからないまま1年が過ぎた。PTAに入っていることで、学校側の姿勢や保護者の話を聞けたのは良かった。もうすぐ2年目になるが、上級生のようで上級生でないような、宙ぶらりんな感じになる。それを懸念している。

・我が子は学校再開後、登校しにくい状態になった。朝の登校自体がしんどかったようだ。1週間まるまる休んだりもした。学校とも相談し、保健室にいちど寄ってから、授業に出るなどの対応をした。去年の緊急事態宣言のあと、保健室がなかなか使いにくい状態だった。現時点では保健室で少し休んで授業に行くことは許されている。保健室以外でちょっとほっとできる場があったら助かる。


●3年生保護者

・今年度はコロナのため、部活の発表の場が失われた。そうした中、ある部活の試合をユーチューブに流すという話があった。生徒たちのモチベーションをあげるために、動画をネット上にアップしたりなどはできないだろうか。それに関連してPTAとしてできることはないか。


●2年生保護者

・子どもの話では、授業中に窓を開け放しており寒くて発狂しそうなほどだという。かえって免疫が下がることが心配。窓開けは換気程度にしていただくことはできないか。