2020年10月27日火曜日

【お知らせ】11月28日 家庭教育学級講演会「思春期の子どもの性と生をめぐって」が開催されます


 下記の講演会が開かれます。主催は京都市立高等学校PTA連絡協議会(市高P連)で、
「家庭教育学級」の一環です。

 テーマは「思春期の子どもの性と生をめぐって~親としてどう理解し、接するか~」です。

 講師の方は、分かりやすく、かつ、真剣に、性の問題を話してくれる方です。

 ぜひご参加ください。 参加は申込制ですので、参加ご希望の方は、11月1日(日)までにメール等でお知らせいただければ幸いです。(詳しくは案内チラシをご覧ください。)


  • テーマ:「思春期の子どもの性と生をめぐって」
  • 日時:11月28日(土)9時50分~
  • 会場:京都堀川音楽高等学校ホール
  • 講師:渡邉安衣子(わたなべあいこ)氏 (京都府助産師会理事(性教育担当))
  • 主催:京都市立高等学校PTA連絡協議会(市高P連)

2020年10月19日月曜日

本年度第4回目の運営委員会を開催しました(オンラインミーティング)

  10月15日、本年度第4回目の運営委員会をオンラインで開催し、校長先生を含め10人が参加しました。

 会議では、学校再開後とくに秋以降の生徒たちの状況について情報や意見を交換しました。

 さまざまな意見が出されましたが、学校が再開されたことは多くの子どもたちにとって喜びであったようです。一方で、受験を控えプレッシャーを感じている3年生の様子や、コロナ感染の見通しが見えないことの不安が語られました。

 校長先生は丁寧に一つ一つの話を聞いてくださり、「1年生にも高校生活の全体像が見えるようにしてほしい」との意見については「検討したいと思います」と応じていただきました。進路その他の悩み事についても「進路指導部や担任などに遠慮なく相談してほしい」とのこと。「今後もPTAの中でも情報交換していただきたい。また、提案などもいただければありがたい」とのお話もありました。

 日程調整中の生徒会との懇談についても若干意見交換しました。

 次回は11月19日(木)18時からオンラインで開催する予定です。


<保護者から出された意見の要旨>

◎自分の子どもにとって学校が再開されたのはよかったようだ。が、感染に気をつかいながらの学校生活でもあり、しんどさから休んだりすることもある。(2年生保護者)

◎文化祭やスポーツ大会などのイベントが実施され、子どもたちは楽しく学校生活を送っているようだ。2年生は進路を考え始める時期だ。今年はコロナの影響でオープンキャンパスに行けていない子どももいるのではないか。(2年生保護者)

◎高校最後の学年ということで子どもは文化祭などの行事を楽しんでいるようだ。縮小されたものもあったが、行事を開催してくれた学校に感謝したい。(3年生保護者)

◎紫野高校のホームページに先の予定を載せてくれるとありがたい。また、黒板が書きにくい状況と聞くが、保護者の中で直せる人もいるのではないか。(1年生保護者)

◎スポーツ大会に参加し「みんなで取り組めてよかった、おやつももらった」と喜んでいた。(1年生保護者)

◎周囲の子どもが推薦で進学が決まる中、自分の子どもはプレッシャーを感じている様子だ。1・2年のときより発散する場が少ないのかもしれない。(3年生保護者)

◎6月に学校がスタートしてから、うまく登校できなかったが、担任がこまめに連絡をとってくれたり、カウンセラーにつないでくれたりして、今は通えるようになった。1年生は、3年間という高校生活の全体像が見えない感じがする。文化祭・スポーツ大会・探究活動の発表などを経て、高校生活についてのイメージが持てたようだ。ガイダンス的な機会をつくってもらえたらありがたい。(1年生保護者)

◎3年生は受験にむけて緊張しているかもしれない。身近なところでコロナ感染の話もありそれも不安かもしれない。コロナがどうなるのか。学校での友達とのおしゃべりや文化祭などのイベントを通じて子どもたちはリラックスすると思う。(3年生保護者)

 

 


2020年10月17日土曜日

市高P連の人権研修会に参加し、「防災と男女共同参画」について学びました

10月10日、京都市高等学校PTA連絡協議会(市高P連)主催の人権研修会が塔南高校で開催され、紫野高校PTAからも参加しました。

 公益財団法人京都市男女共同参画推進協議会の久保智里氏が講師を務め、「男女共同参画の視点で備える防災」というテーマで講演しました。

 久保氏は、男女の不平等が依然続く日本の状況を各種データを示しながら詳しく紹介。ジェンダーギャップ指数(男女格差を表す数値)で日本の国際的順位が下がった一方で、順位を上げている国もあり、それらの国々では男女平等をめざすさまざまな施策をおこなっているとのべました。
 防災について「ジェンダー格差の大きい国ほど女性の被害は大きい」と強調し、防災政策や計画の策定に女性の視点を導入することの重要性を訴え。女性の視点で作成した「KYOTOわたしの防災ノート」を示しながら、女性の視点から非常用持ち出し品に含めておいたほうが良いものなどを具体的に説明しました。











以下、紫野高校から参加した保護者の感想です。


◎男女共同参画と防災というテーマで、どう結びつくのかな?と思いましたが、講師のお話が進むにつれ大いに必要だということが理解できました。

避難に準備するもの、避難所内の問題は高齢者や乳幼児など女性の意見は重要なのに、その枠組みの中にまだまだ割合が少ないのが現状なので、ここから取り組んでいこうという考えです。

今年はコロナの感染症対策が第一に、なっていますが、地震をはじめとする自然災害への備えも忘れてはならないものだと改めて考えるきっかけになりました。


◎普段の防災に女性の視点を入れていくことの重要性に気づけよかったです。災害時に必要な物資について男性だけで考えていたら、いざというとき足りないものが出てき困りそうです。今後の備えの参考におおいになりました。

近年、医学部入試で女子を不利に扱っていた問題が明るみになったこともあり、「男女の地位の平等感」が学校教育に関しても低下しているとのお話もありました。今後、保護者として問題意識をもって何ができるのか考えていきたいと思いました。それと今回は時間がありませんでしたが、他国の具体的な政策、努力を詳しく知りたいです。